今回は、AmazonやLINEといった世界的な企業も導入する最先端ソフトウェアアーキテクチャ「マイクロサービス」への最適な移行タイミングとNashTechの最新開発事例をご紹介します。
マイクロサービス導入のためのより詳細な情報が必要でしたら、グローバルで「マイクロサービス」ソリューションを提供する弊社に是非ご相談ください。
マイクロサービス移行の9つのタイミングとは?
マイクロサービスに向いているサービスの特徴と移行のタイミングをまとめると下記9つになります。
- 拡張性、管理性、敏捷性、またはデリバリ速度に改善が必要なとき
- レガシーアプリケーションを現在の主流言語で構築し直すとき
- 暗号化サービスや認証サービス等などの、独立した依存性が高いサービス
- 支払いサービスやログインサービスなどの、複数のチャネルで利用される独立したビジネスアプリケーション・サービス
- 勤務時間管理アプリケーションなどの、エンタープライズアプリケーション
- 予測サービスや価格計算サービスなどの、利用者が閲覧できるコンピューティングリソースとインフラストラクチャのシナリオ
- データが複数のチャネルまたは異なるデータソースから送信される可能性があるアプリ
ケーションのバックエンドサービス
- 配信の速度や市場投入までの時間を早くする必要があるアプリケーション
- 多言語のクラウドアプリケーション開発するとき
上記のような背景を持つサービスにおいては、マイクロサービスの性質である「サービス同士の依存性の薄さ、特異性」などを有効に使える場面となっており、マイクロサービスを導入するタイミングであると言えます。
NashTechのマイクロサービス開発事例 「マーケティングソリューションプラットフォーム構築」
クライアント情報(マーケティングクラウドソリューション企業)
業界的にも先進的なデータプラットフォーム(インサイト、広告、データ管理)であり、ソーシャルメディアマーケティングツールを提供している、マーケティングクラウドソリューション企業からのご依頼
・ユーザー数: 600社
・合計DBサイズ: ~10TB (1年分テキストデータ)
・日常トランザクション:1000万リンク
・5MBテキストデータ/1時間
構築したソフトウェア情報(ソーシャルメディア広告プラットフォーム)
ビッグデータ分析と最先端のフロントエンド・バックエンドテクノロジーのための
マイクロサービスを元に構築されたソーシャルメディア広告プラットフォームの構築
ビジネス要件
・マーケターのリアルタイムの意思決定をサポートするために、シンプルで自動化された費用対効果の高いソリューションが必要
・内部や外部、構造化などのさまざまなソースからのマーケティングデータを単一の記録システムに統合したい
・ビジネス目標のコンテキストでそれを正規化し、チームがソフトウェアツールとダッシュボードによって強化された一連のアクションを実行できるようにしたい
NashTechが構築を行った結果
NashTechがソーシャルメディア広告プラットフォームの構築を行った結果、下記を実現しました。
・複数のプラットフォームの統合
・リアルタイムのデータ取り込み
・ビッグデータ分析
その結果、AWSの最新のビッグデータテクノロジーを使用したマイクロサービスアプローチにより、1日あたり2,000万件のリクエストの処理を行えるようになりました。
マイクロサービス導入のお悩みはNashTechにご相談ください
マイクロサービスは、必要なサービスを組み合わせる仕組みなので小回りが利きます。そのため、移り変わりの速いデジタルテクノロジーに対応するのには最適だといえます。
しかし、どのようにサービスを分割し、移行するのかなど専門的な知識が不可欠です。そもそもモノリシックからマイクロサービスへ転換する必要があるかなどは、慎重な検討が必要です。
マイクロサービスの専門的なご相談は、是非マイクロサービスの構築実績が豊富なNashTechにご相談ください。