【世界のCIO4,498人を対象】世界最大のITエグゼクティブ調査2017

NashTech Japan株式会社の親会社である英 Harvey Nashは、オランダを本部とする世界154か国にわたるグローバルネットワークに、200,000人のスタッフを擁するプロフェッショナル・サービスファームKPMGコンサルティングと共同で世界の4,498人のCIO(ITエグゼクティブ)を対象とした世界最大のITエグゼクティブ調査(Harvey Nash / KPMG CIO Survey)を行っています。本資料は現在英語のみの資料となりますが、今回は日本語でも一部をご紹介します。

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2017年5月23日 – 前例のない世界的な政治・経済の見通しの悪さによって、世界でもテクノロジー戦略を採用した企業は全体の3分の2(64%)であるにもかかわらず、89%はIT人材を含むITイノベーションへの投資を継続/拡大ししていることが調査でわかりました。

また、全体の半数以上(52%)は組織のIT化を促すもしくは適応させるためのITプラットフォームへの投資を行っています。 上記のデータは、2017年のHarvey Nash / KPMG CIO調査(世界最大のITエグゼクティブ調査)に基づくものです。先の見えない経済は多くの企業にとってビジネス計画を難航させていますが、全く新しいレベルで世界中の企業にデジタル戦略が浸透していることは上記のデータから明らかです。

2年前の調査企業全体と比べ、デジタル戦略を持つ企業の割合は52%も増加し、チーフデジタルオフィサー(CDO)を抱える企業は昨年より39%増加しました。これらの複雑なデジタル戦略を実現するために、エンタープライズアーキテクト(EA)に非常に大きな需要があると調査対象のCIOは報告しています。これは今年最も成長している技術で、2016年に比べて26%増加しました。

そして、サイバーセキュリティの脆弱性は急激に高まり、ITエグゼクティブの3分の1(32%)が過去24カ月間に大きなサイバー攻撃を受けていると報告し、2013年からは45%増加しています。これらのサイバー攻撃に対応する準備が整っていると答えたのはわずか全体の5分の1(21%)のみで、2014年の29%から割合は下がっています。

最近のWannaCryランサムウェア攻撃のようなメディアを賑わすサイバー攻撃は目につきますが、最も急激に増えた脅威は、昨年の40%から47%に増加したインサイダー攻撃によるものです。

「時代を遡ると、常に新しいイノベーションをもたらすテクノロジー分野の成功は常に困難でした。今年のHarvey Nash / KPMG CIO調査によると、テクノロジ分野での成功はより難しくなったことがわかります。」 と、Harvey Nash グループCEOのアルバート・エリス氏は言います。

「テクノロジーの驚異的な進歩と、予測不可能に変化する世界の政治経済状況には相関性があります。つまり、政治経済状況が不透明な状態はテクノロジーの進化の妨げになってしまうのです。しかしながら、多くのテクノロジーエグゼクティブが不透明な未来をチャンスと捉え、企業のデジタル化への投資を拡大することは明らかです。

そして、CIOは企業の中でCEOと同等のレベルで影響力が高まりつつあります。そのため、企業の取締役会はCIOにデジタル世界がもたらす複雑さ、脅威、チャンスの中を先導する役割を与えています」 「デジタル領域において、世界の企業はもはやデジタルを話題に上げたり戦略を立てたりするだけではなく、企業のデジタル採用を実現させている段階へと移行しています。

そのため、現在では世界中の企業に広くアクティブにデジタル化が導入されています」と、マネージメントコンサルティング、KPMGのグローバル技術長であるリサ・ヘネガン氏は言います。「デジタルリーダーの視点で見る現在の世界のビジネスは今まで以上に実用的なアプローチを行っています。そして、デジタルの導入により幅広い変革のためのプラットフォームを構築するために、バックオフィス機能を含むビジネス全体の効率化と成長のためにテクノロジーと自動化を採用しています」

創業から19年、Harvey Nash / KPMG CIO 調査は、世界最大のITエグゼクティブ調査です。この調査で明らかになったのは4点です。

変化を続けるデジタルリーダーシップの在り方

・今回の調査対象全体の5分の1(18%)のCIOは、彼らの会社が「非常に効果的な」デジタル戦略を持っていると報告しています。

・これらのデジタル対応企業のCIOは、非CIOに比べて、イノベーションを先導する割合がほぼ2倍であり(41%対23%)、認知の自動化に4倍もの投資をしています(25%対7%)。

・また、この調査全体で見ると、大企業のCIOの約3分の2(61%)がすでにデジタル人材に投資しているもしくは計画をしていることがわかりました。

CIOは仕事が好きで、経営に関与している可能性が高い

・「非常に充実した」役割を果たしているCIOは2015年には33%でしたが、今年は39%に上がり、過去3年で最高値となりました。つまりCIOの活躍範囲が年々拡大していることがわかります。

・この10年間では初めて、7割以上のCIO(71%)が、CIOの役割が企業の中でより戦略的になっていると考えています。

・CIOの92%は過去12ヶ月間に取締役会に参加しました。

・しかしながら、CIOのライフスパンはほんの5年またはそれ以下(59%)です。それでも多くのCIOは長く続けたいと考えています。

ビッグデータ/アナリティクスは依然として最も需要の高いスキル

・今年、急激に増加したテクノロジースキルの需要は企業の内部システムの構築でしたが、ビッグデータ/アナリティクスは、昨年から8%増の42%で最も需要あるスキルを維持しました。

複雑なITプロジェクト – 巨大障害の増加リスク

今回の調査対象のCIOの3分の2(61%)は、ITプロジェクトが5年前よりも複雑になってきていると回答しています。また、ITプロジェクトの失敗の主な原因は、当事者意識が弱い(46%)、過度に楽観的(40%)、目的が明確でない(40%)です。

そして、CIOの4分の1(27%)はプロジェクトにおける優秀な人材の不足がプロジェクト失敗の原因と言いますが、2017年に必要とされるCIOの技術スキルのリストの上位からプロジェクトマネジメントは漏れ、1年間で19%の驚異的な減少を示しています。

本調査について

2017 Harvey Nash / KPMG CIO調査は、回答者数では世界最大のITエグゼクティブ調査です。4,498人のCIOと技術リーダーの調査は、2016年12月19日から2017年4月3日の間に86カ国で行われました。

Harvey Nashについて

Harvey Nashは、競争が激化するグローバルでテクノロジーを駆使した世界で成功するために必要な、高スキル人材を採用・調達・管理する、世界の有名企業の半数以上をサポートしてきました。欧州、アジア、米国の40ヶ所以上のオフィスに7,000人以上の専門家がおり、グローバル企業の経営資源を持っています。Harvey Nashの革新的でフットワークの軽い文化は、日々変化する顧客ニーズに対応する社員に力を与えます。Harvey Nashは大手企業、中小企業両方のクライアントと協力し、ヘッドハンティング、プロフェッショナル採用、ITアウトソーシングなど、サービスのポートフォリオを提供しています。

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KPMGインターナショナルについて

KPMGは、監査・税務・アドバイザリーサービスを提供する専門サービス企業のグローバルネットワークです。KPMGは152カ国で事業展開しており、世界中のメンバー企業で18万9000人が働いています。KPMGネットワークの独立メンバー企業は、スイス企業であるKPMGインターナショナル協同組合(KPMG International)と提携しています。KPMGの各企業は、法律上独立した別の組織です。 調査の詳細を知りたい場合、または全ての結果をご覧になる場合は、 www.hnkpmgciosurvey.com へどうぞ。